Web制作はデザインやコーディングの知識だけでは成り立たず、制作前後にも重要な工程はたくさんあります。しかし、作り方にばかりフォーカスが当たり、契約や法律周りの情報、ディレクション、Web運用などの知識はおざなりにされがちなのが現状。そこで今回はWebサイト制作と、その前と後を学べる書籍を6冊紹介します。特に独学フリーランスは情報が抜けがちなので、これらの書籍から一通り知識を身につけておくことをおすすめします。
Webサイト制作に必要な知識が学べる書籍5選
Web制作に携わる上で知っておきたい情報が纏められた一冊。
作る知識を学ぶ人は多いけどWeb制作は作成の前と後が重要です。制作会社に入社したての人や独学で学んだ人は制作に必要な情報が抜けがちなので、一通り網羅された本書で学ぶといいと思います。
以前にTwitterで本書についてつぶやいたところ、多くの方からおすすめのコメントをいただきました。購入前に参考にしてみてください。
Web制作に携わる上で知っておきたい情報が纏められた一冊。作る知識を学ぶ人は多いけどWeb制作は作成前後も大切。制作会社に入社したての人や独学で学んだ人は制作に必要な情報が抜けがちなので、一通り網羅された本書で学ぶといいと思います。https://t.co/BlFD3K5qrX
— 小林 I Web Designer (@pulpxstyle) June 10, 2021
Amazonの紹介文
企画、設計、デザインから、構築、集客、改善まで、Webサイトのことがこの1冊でわかる!
本書は、新しく企業内のWeb担当者になった方や、これからWeb制作にかかわる方を対象に、
・さまざまな専門用語の意味
・Webサイトを成り立たせる仕組み
・Webサイト設計、構築の考え方、進め方
・デザインの発注、ディレクション
・成果を上げる運用方法
などを、ゼロからわかりやすく解説する入門書です。・そもそもWebサイトはどのように作られるのか?
・制作会社、開発会社を上手く使うにはどうすればよいのか?
・どのように運用すれば成果を出せるのか?といった疑問がスッキリ解消!
数多のWebサイトの制作・運用に携わってきたプロが教える、Web制作入門書の決定版!
Webサイトの分析から改善までを優しく解説された一冊。
ゴールやKPIの設計方法から、ECやLP、SNSなどのデータから問題の抽出、分析、改善の方法を学ぶ事ができます。分析から改善までを体系的に学べる本書はWeb担当者の手元に是非とも置いておきたい。Googleアナリティクスからのデータ抽出や外部ツールの活用については有益情報なので新人の方は必読です。
Amazonの紹介文
「Webサイトを運営しているけれど、いまいち伸ばせてない」
「そもそもどの方向にサイトを伸ばしていいかわからない」
「色々な施策を行っているけれど、それぞれの施策がつながっていない」そんな悩みを持つ方は多いのではないでしょうか。
本書は、そんな方にとって助けとなるように、Webサイトを成長させるための主な施策とその分析方法、そして改善の考え方そのものを包括的にまとめた書籍です。本書を読むことで、どのように自分のサイトのゴールを決めて、施策を打ち、分析し、改善をしていくかという一連の流れが分かるようになるでしょう。
※本書は2014年8月発行の『現場のプロがやさしく書いたWebサイトの分析・改善の教科書』を改訂したものです。
改訂の内容は主に以下の通りです。・各種Webサイトやツールの情報を最新に更新
・Chapter2にて、「オウンドメディア」「BtoCサイト」を追加
・自然検索やリスティング、広告などの仕組みを最新情報に更新
・ソーシャルメディアの情報を更新、InstagramやLinkedinを追加
・Googleアナリティクスの変更に伴う説明の修正
・Googleサーチコンソール、Googleタグマネージャの説明を追加
おざなりにしがちな利用規約にしっかり向き合いたい人にはこちらをおすすめ。解像度の高い説明や事例が分かりやすい。プライバシーポリシーや特定商取引法に基づく表示も触れられていて、ECサイトを制作している方やWeb担当者は一読しておきたい一冊です。
ちなみに、2013年に発売されたものの改訂版です。法改正に対応された内容なので、改訂前のもののアップデートとして私も購入しました。
「毎回専門家に依頼するから…」という人もいますが知識まったく無しの状態は色々と怖いので、必要最低限の知識だけは入れておいた方が良いと思います。
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好評を博した本書が大幅リニューアル!
「安全」で「円滑」なウェブサービス運営のためのガイドブック。ウェブサービスに欠かせない「利用規約」「プライバシーポリシー」「特定商取引法に基づく表示」の3大ドキュメント。
リリース時には「どうせ誰も読んでないし」「大手サイトをまるごとパクろう」「免責しておけばいいや」……などと思っていませんか?
いえいえ、規約の中身はサービスそのもの。作りこめば作りこむほど、あなたのサービスやアプリの質は高まるのです。2013年発売以来、好評を博した本書が大幅リニューアル。民法・個人情報保護法などの法改正対応、
新たなCtoCサービスにおける決済の解説etc., 最新動向をふまえてアップデート。
改良版ひな形と英文訳の掲載、さらにダウンロードサービスまで「役立つ」「使える」大充実の1冊です。改訂のポイント
◉民法や個人情報保護法といった初版の出版後に行われたウェブサービスに関する法改正への対応
◉CtoCサービスにおいて決済サービスを提供する際の注意点
◉昨今の動向に合わせた利用規約・プライバシーポリシー・特定商取引法に基づく表示のひな形の修正
◉利用規約・プライバシーポリシーのひな形英文訳のブラッシュアップ
Webサイトのリニューアルに特化した一冊。
検討から準備、設計、公開の4フェーズに分け、リニューアル検討の段階から詳細に解説されています。
リニューアルの要望は頂きますが不要なケースもあるので、こちらで一通りのプロセスを学び要不要の判断軸を見出すと良いと思います。
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既存サイトのリニューアル、成否のカギは準備8割、実施2割。
「見た目も古くなってきたから、とりあえずリニューアルしてみる? 」伸び悩むサイトやサービスにありがちな「とりあえず」「なんとなく」のリニューアルは、費用や時間をかけた結果、成否が曖昧なまま終わることが多いでしょう。
本書は、WebサイトやWebサービスのリニューアル・プロジェクトを手がける担当者に向けたものです。リニューアルを成功させるための考え方・進め方を、発注側(クライアント)と受注側(制作会社やベンダー)、両方の視点から解説しています。
現状の分析に始まる検討段階から、課題の洗い出しや要件を固める準備段階、実際に構築して公開するまでをカバーしており、なかでも検討フェーズと準備フェーズに多くの紙幅を割きました。
実施前の「準備」にこそ、成否のカギがあるからです。リニューアルは積み上がった課題を、なかったことにする「魔法の杖」ではありません。
本書で解説している一つ一つのプロセスを、基本に忠実に「積み重ねていくこと」が「本質的な課題」の解決につながるはずです。
サイトやサービスの運営に携わるみなさんは、ぜひ本書で解説している内容を実際に試してみてください!〈こんな方にオススメ〉
・リニューアル・プロジェクトにかかわっている方
・サイトやサービスの数字が伸びずに悩んでいる方
・社内外での合意形成やコミュニケーションが上手くいかない方〈本書の特長〉
・発注側と受注側、両方の視点を知ることができます。
・多くのリニューアル・プロジェクトを手がけた著者が執筆しています。
・プロジェクトのフローに沿った基本に忠実な構成になっています。
コンバージョンアップという実践的なスキルを学びたいならこちら。課題から仮説を出し、改善へのプロセスを分かりやすく解説されています。現場でおこなわれている改善の実例を図解で紹介されているのは嬉しい。Web担当者なりたての人にピッタリの一冊だと思います。
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Webサイトを改善する次の一手を打ち続けるために
本書は、Webサイトのデザインを改善するために役立つ実際の改善事例やTipsなど、絶えずWebサイトを改善し続けるためのヒントを詰め込みました。多くのウェブサイトを改善してきた著者たちが、実際のデザイン事例 Before&After、汎用的に使える改善Tipsやコンバージョンに貢献しやすい施策を解説しています。サイトの種類が異なっても再現できるようにポイントを解説するだけでなく、次の一手のアイデア集として長く活用していだけるように、汎用的な内容を数多く紹介しています。 最後の章ではプロが現場で行う改善のプロセスを解説し、次の一手を打ち続けていくために必要な考え方についてまとめてあります。