非デザイナーやPhotoshopが無い人でも大丈夫!画像生成AIツールのClipdropが便利
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Photoshopから、ジェネレーティブ塗りつぶしという生成塗りつぶし機能が登場しました。
デスクトップBeta版のみで使用可能です。
早速、我が家の愛犬の写真でテストしてみました。
プロンプトを指定しなくても、被写体や背景に合わせて自動で背景を生成してくれます。
現段階ではBeta版ということもあり、仕事には使えないクオリティですが、プライベートで楽しむには十分な機能です。
ただ、先述したように、ジェネレーティブ塗りつぶしはPhotoshop利用者のみ使用できる機能で、Adobe CCの契約が必要となります。
非デザイナーやAdobe契約している人以外でもかんたんに使えるツールがないか探したところ、Clipdropが無料で高性能でした。
ジェネレーティブ塗りつぶしに似た機能以外にも、多様な画像生成AI機能を提供しているので、合わせて紹介します。
画像生成や補正AIのClipdropを紹介
Clipdropでは、複数の画像編集ツールを提供しています。その中から無料でも画質の低下が見られないものを5つ紹介します。
どのツールも画像をドラッグ&ドロップするだけで自動生成してくれるので、非デザイナーでも問題なく利用することができます。
画像枠外の背景を自動生成 Uncrop
画像のアスペクト比を変えたいけど、画角を狭くしたくないときに使えるUncrop。背景を追加で生成してくれます。
複数パターンを生成してくれます。犬の身体がおかしくなっているのは、無料なので仕方ない。
背景は画像生成AIを使っているのか分からないレベルで生成されているので、写真を選べば使えるものも出てくるかもしれません。
画像内の不要な要素を削除 Cleanup
スマホのCMでも見かける、写真内の余計なものを削除してくれるCleanup。なぞるだけで要素を削除し、背景をなじませてくれます。
画質補正 Image upscaler
写真のノイズ削除や、被写体をシャープにしてくれるImage upscaler。画質の粗い写真やピンボケ写真を鮮明な作品に補正くれます。
いろいろ試してみましたが、すべての写真がきれいになるわけではないので注意が必要です。
背景自動生成 Replace Background
さまざまな背景を生成してくれるReplace Background。
人物写真で試したところ、どうしても背景との違和感が出てしまいます。動画のように、商品写真は違和感が少なくおすすめです。
画像内の文字削除 Text Remover
画像内の文字を消してくれるText Remover。
Photoshopを使わなくても文字を一瞬で消し去ってくれます。
何回か試してみましたが、完全に消し去ることができませんでした。
デモはきれいに消えているので、消しやすい写真があるのかもしれません。
他にも、背景を消し去ってくれるツールや、光源を変えるツールもあります。
ただ、生成後の画質が粗くなったので本記事での紹介は控えました。
もしかしたら無料版だったからかもしれません。
有料版(年契約で月749円・執筆時)も用意されているので、気に入ったら試してみてはいかがでしょうか。